2010年04月26日

ルービックキューブ11秒1!

内山には、高校1年になったばかりの長男がいる。
父親と同じく、柔道を小さい頃からやっていて、柔道を一所懸命できる高校へ入学した。しかしながら、最も得意なものは、今のところ柔道ではない。

ルービックキューブだ。

3×3×3のキューブでの最高記録は、11秒1である。
親が言うのも何だが、もはや、「暗算の達人」的な雰囲気がある。「カチャ」っと音が聞こえるが、その間に多いときは4回くらいの動きを同時にしているそうなのだが、肉眼では見えない。超スローでやってもらうとわかるのだが、本人は、ほとんど無意識でやっているという。

このときに、どんなことが脳で起きているかが大変興味深い。
当然のことながら、コンピューターにこれをやらせると、驚異的なスピードだが、コンピューターは、京という単位のパターンから超高速で選んでくる。
しかし、人間は、ホールブレインを使って、ほとんど無意識に最短距離に到達する。証拠に、ルービックキューブは、熟練すればするほど、それほど脳を使わなくてもできているという実験結果がある。
自転車に乗れない人が自転車の練習をしているときは、おそらく、たくさんの脳を不器用に使っているであろうが、乗れてしまえば、無意識で乗っているのに似ていると思う。

長男の動画(2年ほど前でこのときは19秒かかっている)



自分の部屋の天井や壁には、いくつもルービックキューブの攻略法がはられている。

そこで、一度、大会に出てみたらどうかとすすめてみた。
まずは、ネットで歴代の記録と競技方法を調べてみたら、長男の記録は、うまくいけば、全国でも上位に入れる位ではあるらしく、5回の平均で決勝が行われることもわかった。大会参加のための標準タイムは3分。サイトには、競技者ごとのデータベースもつくられている。

試しに同じ条件で平均を何度かとってみたら、現時点でも何とか30位くらいにはコンスタントに入れるタイムではあった。

本人は半分くらいしか乗り気でないのだが、親は必死だ。

で、日程を調べてみたら、直近で5月29日(土)。
・・・何と、学校も部活もある日だった。

・・・でも、担任の先生に相談してみようかな?

自分の教員時代なら、喜んで教科と顧問の先生に本人といっしょにお願いにいくのだが・・・

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The writer

内山雅人

Profile
TonyBuzan公認マインドマップインストラクター(これまでに40,000人超の方々に講座を実施)、一般社団法人学びコミュニケーション協会代表理事、有限会社ストリートランプ代表、一般社団法人ZERO理事、帝京科学大学非常勤講師、一般社団法人学び方を学ぶプロジェクト理事、特定非営利活動法人ぐんまHolistic Health College監事、教育ICTコンサルタント、メンタルコーチ、リテラシーコーチ、元高校教師、教師だった経験を生かし、東京秋葉原を拠点にセミナー、セッション、講演、コンサル、開発、執筆活動中。
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